おくりびと



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    お母さん、泣いてるの?





      * * * * * * * * *



   すごくいい映画だった
   でも〇〇さんは今観ない方がいい
   落ち着いたら必ず観て

『おくりびと』がオスカーを取った頃
その評判を聞いて映画館へ足を運んだ仲良しの友人が
私にそうささやきました

今観るなといったその訳は
私が最愛の父をその数ケ月前に亡くしたところだったから


あれからいくらかの時間がながれ
父の初盆を迎えた先日
その友人が『おくりびと』のDVDを持ってきてくれました

     観る?




やっぱり泣きました
でも私が泣いたのは意外にも父のことを思い出したからではなく

死を生の一部と捉えている監督の視点や
完璧なまでの日本文化の形式美の中に
“命”に対する深い深い畏敬の念を感じ
心が揺り動かされたから

故人を悼む気持ちと
生きている人を大切に思う気持ちって
全く同じものなんですよね

でも概して人間というものは
生きているうちは色々な揉め事や弊害で
相手に対して素直にやさしくできないことも多く
亡くなって初めて
その人がどれだけ大切な存在であったかということに気付くもの

この映画では
亡くなった人とか生きている人とかそういう隔たりなく
人間というものは、ひいては命というものは
これほど尊いものなんですよと
納棺師の取り行う儀式を通して
語りかけてくれているように思いました

山崎務さんがそれはそれは素晴らしかったです

いい映画だった
日本人に生まれてよかった(笑)



友人は
 
   『おくりびと』を観たら、その後これを観て笑うんだよ!

と、「ザ・マジックアワー」のDVDも一緒に持ってきてくれました

友情に感謝(涙)

はい、笑いましたとも!
三谷作品はこのところ低迷気味に思っていましたが
久々に面白かった!
こちらは佐藤浩市さんが秀逸でした


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by konekohaku | 2009-08-19 01:41 | movie・theater  

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