七月大歌舞伎


昼の部を観てきました@大阪松竹座

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一、妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)
  三笠山御殿

         杉酒屋娘お三輪   孝太郎
           豆腐買おむら   翫 雀
          烏帽子折求女   段治郎
            入鹿妹橘姫   春 猿
  漁師鱶七実は金輪五郎今国  愛之助



二、大原女(おはらめ)
   国入奴(くにいりやっこ)

            大 原女/奴   翫 雀



三、元禄忠臣蔵
  御浜御殿綱豊卿(おはまごてんつなとよきょう)
  第一幕 御浜御殿松の茶屋
  第二幕 御浜御殿綱豊卿御座の間
      同 入側お廊下
      同 元の御座の間
      同 能舞台の背面

            徳川綱豊卿  仁左衛門
          富森助右衛門  染五郎
            御祐筆江島  笑三郎
             上臈浦尾  竹三郎
            中臈お喜世  孝太郎
            新井勘解由  左團次




簡単に感想を

1、妹背山婦女庭訓

正直あまり感情移入できなかった
贔屓の役者さんじゃないせいか?
愛之助さんは迫力あったけれどやっぱり端正な役柄の時の方が好み




2、大原女(おはらめ)

変化(へんげ)舞踊
愛くるしい大原女からタフさ逞しさ感じる奴へと
衣装の早変わりと小道具、踊り方によって
その変りようを鮮やかに表現していく
小道具を使いながらの舞踊は世界的に見ても珍しいらしい
「舞い」が農耕文化において神への奉納として発祥した
日本ならではのものであるとか
翫雀さんの最後まで疲れを見せぬ見事な舞いは
彼が五十を越えていらっしゃる役者さんであることを忘れさせる
歌舞伎役者さんの身体能力には驚くばかりだ
耳をつんざくような出囃子が筋の通った国民性を彷彿とさせ
いつもながらに心地よい




3、元禄忠臣蔵

討ち入りをさせてやりたい徳川綱豊(仁左衛門)と
仇打ちの意思がありながらも本心を明かさない赤穂の浪人、富森助右衛門(染五郎)
との腹の探り合い、丁丁発止のやりとりが見どころ
表情・しぐさは言葉以上に雄弁であることをお二人の演技が示していた
仁左衛門さんの眼光に惹きつけられる
染五郎さんは動きが少ないうちから汗だくであった
悠々と舞台を去る仁左衛門さんの風情はやっぱり素敵
後方から聞こえてくる能楽囃子のせいか
終演後、無性に能が観たくなった
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by konekohaku | 2010-07-11 13:37 | movie・theater  

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