sunshine



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「あの太陽をドイツへ持って帰りたい」

沈黙を破るように
そう少女はつぶやいた

深く沈んだ気持ちとは反対に
軽やかにスピードを上げ空港へ向かう車の
固く分厚いフロントガラスを通り抜け
まだ生まれたばかりの暖かなやさしい日差しが
私たちを包み込むかのように降り注いでいた

抱えきれないほどの経験と思い出を荷物に詰め込んで
笑顔とやさしさだけの残像を私たちの心に置き忘れ
少女は泣きじゃくりながら
ゲートに消えていった

思い出すのは
あの彩が幻であったかのように
静かに色を沈めた葉が風に運ばれ消え去ったころ

冬に晴れた空を見たのは初めて、と
透き通った眼を輝かせながら天を仰ぎ
無邪気に少女はささやいた

その日から

見慣れたはずの冬の青空が
私にとって特別なものになった



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皆様
ご無沙汰しております~。

先月末の留学生の帰国をもって無事任務を完了いたしました。
至らない点も多かったと思いますが
家族一丸となって一人の少女を支え続け、
彼女からもたくさんの思いやりをもらい続けた日々は
また新たな幸せな記憶として私たちの心に刻み込まれることとなりました。

脇目もふらず突っ走ったこの5ケ月。
根っからの怠慢・ぐうたら・いい加減女が
よそ様のお嬢さんを預かりつつ、あたりまえに家事をキチンとこなすのは
それなりの決意と努力を要しました。
その状態から解放され(キチンと家事ってとこからは解放されちゃいかんと思いますが)、
今はもぬけの殻、精神的寝たきり状態にあります。

足跡は残さないまでも皆様のブログは
ちょくちょく覗かせていただいておりました。
半ば拘束状態にあると被害妄想に陥りつつあったわたしには
才能あふれる皆様のブログが心のオアシスとなりました。
またこの間少なからず励ましやお気遣いのメールをいただき
本当にありがとうございました。
心から感謝申し上げます。


ところでハクさんはとても元気です。
で、相変わらずです^^。


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留学生にもずいぶん遊んでもらって
ハクも幸せだったと思います。

というわけで
そろそろ
ぼちぼち
とぼとぼ
ふらふらと
歩みを進めていこうと思っています。

どうぞよろしくお願いいたします。
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by konekohaku | 2011-02-07 14:44 | 生活  

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