aus 17


Eとの別れは爽やかだった

朝の6時台に大学へでかけてしまうEの為に
その日私たちも早起きをした

3年前に彼女が日本を離れるときは
寂しくておいおいと泣いた
その時、私たちに家族にとってEは
手の届かない場所へ帰ってしまう
かぐや姫だった

しかし今回初めて訪ねてみると
オーストラリアは遠い月の世界などではなく
思っていた以上に近い国だった
夜に出発して目覚めたら
朝には到着しているのである

See you very soon!

私たちはしょっちゅう会う友人と駅で別れる時のように
笑顔でお別れをした

そう、
私たちはいつだって会うことができるのだ


TやLを学校に見送って
使わせてもらった部屋をできるだけ元通りの状態にした
ゴールドコーストに向けていよいよ出発する時間になった時
毎日一緒に遊んで仲良しになったビーグルのMにサヨナラをし
窓から見える景色を目に焼き付けた

b0148547_21505955.jpg
          次に会う時はずいぶん大きくなっているんだろうな



ゴールドコーストに向かう道すがら
時間の許す限りママはブリスベン市内を案内してくれた
Lの通う女子校(EもママもEのおばあさまも同じ学校の卒業生だ)
Tの通う男子校
Eたちがつい最近まで住んでいた家
間もなく建築がはじまる新しい移転先の土地

あ”-っ、案内したいところがいっぱいあるのに
時間が足りなーい!
すぐにまたオーストラリアに来るのよ!
次は新しい家に泊まってもらうからね!

ママほど豪快で面白くて魅力的な人に
そうそうお目にかかれるもんじゃない


嬉しいことにその日
ご子息の学校行事の関係で
ちょうどゴールドコーストを訪れていた
ママのもう一人の妹夫妻にお会いすることもできた


b0148547_220876.jpg
              ゴールドコーストのカフェで



これで私の家族、みーんな会ったことになるわね!

本当に、たった4日間の滞在中にママのご両親、長兄一家、2人の妹一家
全員にお会いできたのだ

今回お会いした妹さんとママは一卵性の双子で
髪型と服装が違う以外は
しゃべり方から笑い方までそっくりだった
ご主人も格別フレンドリーな方で
短い時間だったけれど楽しくお話しさせて頂いた
是非日本に遊びに来てくださいとお誘いしたけれど
本当に来てくれるかなぁ
彼らの土地は何十エーカーもあると言ってらしたから
家が小さくてびっくりされるだろうな


ママは私たちが泊まるホテルのロビーまで送ってくれた
この4日間ママが私たちにしてくださった数々のご親切と
深い心を思うとさすがに涙が溢れそうになった
きっと私はママという、人そのものに感動していたのだ 
(その時の心境はこちら

ママの車が見えなくなるまで手を振り続けた
ありがとう、ありがとう、ありがとうと
何度も心でつぶやきながら

そしてその手をおろしたとき
私たちとE一家との夏の物語が終わりを告げた
[PR]

by konekohaku | 2012-09-13 19:00 | Australia  

<< aus 18 aus 16 >>