2015夏の旅~イタリア3


フィレンツェから少し足を延ばして日帰りでヴェネツィアへ行ってみました。
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フィレンツェからヴェネツィアまでは列車でわずか2時間ほど。チケットは事前にココ でサンタ・マリア・ノヴェッラ ~ サンタ・ルチア間の往復切符を予約。さんた~るち~あ、よ。予約の時からテンションあがっちゃった。早割や日帰り割引もありました。
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駅に改札はなく予約画面の印刷を車内で提示するのみ。ホーム番号を駅の電光掲示板で確認して列車を待ちます。


サンタ・ルチア駅を降りると目の前が水上バスの乗り場です。チケット売り場らしきものがすぐ目に入るのですがどう買えばいいかわかり難い。てか混んでて無駄にウロウロするのが面倒だった。で、駅を出てすぐ左手にある案内所で「サンマルコ広場まで行きたいのですが」とおずおずと尋ねてみることにしました。するとそこでも水上バスのチケットを購入することができ、丁寧に乗り場の番号や乗り方まで教えてくれました。もちろん英語が通じます。私たちは片道切符を購入。


通勤ラッシュ時のように混雑した水上バスに揺られ目的地へ着きました。青い空と水面の煌めきがまだ見ぬ土地への訪問を歓迎してくれているかのよう。飛び込んできた景色があまりに美しくて、あらーアドリア海の女王と謳われるわけね、と瀬戸内海のスダチ夫婦はこの時点で心を鷲掴みにされたのでした。対岸に見えているのはサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会。


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水上バスを片道切符したのはサン・マルコ広場ーアカデミア美術館(ヴェネチア派が堪能できます)ーリアルト橋-サンタ・ルチア駅と時間をかけてぐるりと街歩きする作戦だったから。ヴェネツィアもかつては地中海屈指の海軍国家だったとか、ナポレオンに侵略されていたとか、歴史的に尖った過去で綴られた場所ですが今となってはそれも全く信じられない。入り組んだ狭い路地には車は一台も存在せず、張り巡らされた水路を悠々と移動する舟が人々の生活を支えていて、強烈な日光を背景に視覚的にはまさに別天地そのもの。しかし最近は地盤沈下や人口流出が深刻な問題になっていて(サン・マルコ広場の浸水ニュースは有名ですもんね)ところどころで目にした老朽化し人の気配のない建物に現実の厳しい状況を垣間見てしまうのでした。


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ところで最近旅に出るとその土地の音を録音することにしています。音の情報は時に写真以上に肌で感じた記憶を呼び戻してくれますからね。今回もサン・マルコ広場のオープン・カフェで軽食を取っているとちょうど正午知らせる寺院の鐘が鳴り始めそれを収めることができたのですが、、、どうやってUPしたらいいのかわからず(残念)。いくつ鐘が存在するのか知りませんが小さな音から始まり次々と荘厳な響きが重なっていく様はまるでオーケストラの演奏のようでした。


予定より早く駅に着いてしまったのでチケットブースで列車を2本前のものに変えてもらいました。空きがあれば可能なようです。ちなみに駅のトイレは有料。
これまでどっぷり浸かっていた異文化とは真逆に、車窓からの景色は場所によっては日本で見るそれにとてもよく似ていて、ふと留守を預かってくれている子どもたち、退屈しているだろうハク、旅の前日に会った年老いた母親のことを思い出しました。
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変わりゆく風景に驚いたり、撮影した写真を繰って笑いあったり。列車の移動もなかなかいいもんですね、と夫と話しながら再びフィレンツェに戻ったのでした。
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by konekohaku | 2015-10-01 20:14 | Italy  

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