Something Rotten!


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Bwayのマチネ公演は14:00に始まるものが多く11:00頃の到着便だと結構ぎりぎり。ジョン・F・ケネディ空港からミッドタウンまではタクシーでも電車でも1時間くらいですが税関が大混雑していたり予期せぬトラブルがあったりするとアウトです。そう、昨年は同行者に想定外のトラブルが起き劇場に入れたのはなななんと16:00頃> <。

今回も何が起きるかわからない&どうしても観たいものは他の日に押えてしまった、で初日のマチネの時間帯はホテルで寝てよっかなと思っていたのですが、離日直前にいやいや、やっぱりそれはせっかくなのに勿体ないから何か観よう、消去法でSomething Rotten!にでもするか、と慌ててチケを手配しました。「予定通り」ぎりぎりでしたが時間前に劇場に入り観劇、しかし作品は「想定外」に面白かった!!!

16世紀のロンドン。劇作家である主人公の兄弟はシェイクスピアをこえる何かを作りたいと悶々としている、そんな時ノストラダムスから未来の世界では役者がセリフに音楽を付随させ演じるという予言を聞き「オムレット」という世界初のミュージカルを完成させるに至る、そしてシェイクスピアはその台本がほしくてたまらない!(後にハムレットを書くわけですね)という、まあね、どこか既視感のあるコメディで話の筋は正直たいしたことありませんー。

では何がそんなに気にいったかと言いますと、一言でいうと役者が巧い!特にオジサンたち(いや、ひょっとしたら私より年下の人もいるかもかも)。こんな不真面目でおちゃらけた話をいぶし銀の匠たちが実に真摯に演じていて、見事に客席から笑いを取っているんですわ。弾丸のように交わされるセリフ、超がつくほど絶妙な間、歌に踊りも(タップもね)。それがノリでやっているようですべて完璧に計算され、稽古を重ねた上で成り立っているという確かさが伝わってくる。歌だけ、とか演技だけ、とか踊りだけとか、もしくはその内の2つくらいなら特化している人はたくさんいるけれど、全てをあのレベルで仕上げてくる人たちって少ないですしね。まぁー器用。名人芸を堪能させてもらいました。

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それにBWではお決まりのようになってきているけどパロディがやっぱり面白い。もうええって、っていうほど出てきます。声をあげて笑っちゃったよ。しかし難をいえばどうしても二番煎じに見えちゃうので良く出来た作品なのに賞を逃したのはそれかな、と。売れっ子Casey Nicholawの振付も全く飽きさせることなく迫ってきて、キレッキレのダンスシーンに見入ってしまいました。ホテルで寝てなくてよかったわー。

Cast:
Brian d'Arcy James
John Cariani
Christian Borle
Heidi Blickenstaff
Brad Oscar
Kate Reinders
Brooks Ashmanskas
Peter Bartlett
Gerry Vichi
Michael James Scott

Production Credits:
Casey Nicholaw (Direction and Choreography)
Scott Pask (Scenic Design)
Gregg Barnes (Costume Design)
Natasha Katz (Lighting Design)
Peter Hylenski (Sound Design)
Phil Reno (Music Direction/Conductor)
Glen Kelly (Musical Arrangements)
Larry Hochman (Orchestrations)
Lyrics by: Wayne Kirkpatrick and Karey Kirkpatrick
Music by: Wayne Kirkpatrick and Karey Kirkpatrick
Book by Karey Kirkpatrick and John O'Farrell
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by konekohaku | 2015-10-10 09:32 | NY  

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