2011年 06月 12日 ( 1 )

 

Black Swan



パイレーツの後、ランチをはさんで
その日2本目に鑑賞したのは「ブラック・スワン」

「なんかねぇ、ホラーやねんて。バレエを冒涜しているって批判も多いらしいよ。」
前知識はポートマンがバレエの猛特訓したとか
アカデミー賞を獲ったということと
友人から聞いたそんな言葉だけ

監督はダーレン・アロノフスキー  


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バレエを冒涜とか
芸術を理解していないっていう批判ってどうなんでしょ?
監督は初めからそんなものを描く気は
さらさらなかったんじゃ?

監督の視点は
「主観」が捉えている「現実」というものを
客観的視野を持っているつもりである鑑賞者に
映画的にどう見せるか
この点に向けられていて
バレエはその一材料として使われている印象しか
私は受けませんでした

結構ねぇ、怖いですよこの映画
心理的な意味でですけど

映画はたびたび
ポートマン演ずるニナの視点で描かれます
カメラが完全にニナの目となり
ニナが聞いているだろう自分の呼吸の音も聞こえてきます
観客は彼女の中に完全に入り込みニナの視界を疑似体験し
ニナの心理状態まで共有できる、そんな仕掛けとなっています

それ以外の場面ではカメラはニナやその周辺を客観的に捉えます
それが決して客観的でないのだろうな、ということは
想像つくのですが、、、

これは幻覚で、これは現実なんだろう、
そんなことを頭で勝手に線引きしながら
観客はニナの中の黒が白を死に追いやる過程を追っていきます
ところがところが・・・

思いっきりネタばれ!
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by konekohaku | 2011-06-12 11:18 | movie・theater