2014年 12月 30日 ( 6 )

 

Cabaret


@The Kit Kat Klub at Studio 54


ネットで1998年プロダクションの同作品を通して観てしまったので
どうしようかなーと迷ったのだけれど
やはり生を体験しようとチケット確保。
一人だったので2階の貧乏席(アラン・カミングがそういうんだもん)にしたが
ちゃんと椅子の横に1階テーブル席と同じランプが設えてあって
問題なく一体感を感じることができた。
客席も作品の一部であるこの舞台、足を運んでよかったと思う。
観客の盛り上がり方も半端なかった。

サリー役には直前にリプレイスされたエマ・ストーンが。
彼女は冷たさと愛嬌が同居した不思議な魅力を持つ女優さんで、媚びない色気がとてもよい。
ソロの後、ショーストップが起きるほど観客にも受け入れられていた。
アラン・カミングの妖艶さは言うまでもなく。
宿屋の女主人が悪くはないけどちょっと弱いかな~と思ったらアンダーだった。

見せかけの殷賑に隠された切なさが心に突き刺さる作品。
やっぱり好きだ~。

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僕のサインほしい人他にいる?とぼそっと聞いたのち(出待ちの人はほとんどエマ・ストーン目当てだった)お疲れだったのかスタッフに抱えられるように去っていったアラン(黄色い帽子)
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by konekohaku | 2014-12-30 20:23 | NY  

The River


@Circle in the Square Theatre

WEで話題になった作品。
ヒュー・ジャックマンが出演するというのでミーハー心でチョイス。

会場に入るといきなりアッシャーから
「トイレで一度会場を出たらもう入れないから気をつけてね。」
開演前には舞台に係りの人が上がって
「携帯を切ったか確認してください、
ダブルチェックしてください、トリプルチェックしてください。」

川のせせらぎ以外は何も存在しない異空間へと観客を誘うために徹底した態勢がとられていた。


それもそのはず、それから約1時間20分の間、
私たちは猥雑な日常からはかけ離れた精神世界に
身を置くことになったのだった。

現実なのか主人公の幻想なのか、
まるですべてが行間の中に存在するような
セリフを追うだけでは理解することのできない世界がそこにあった。

明らかなのは主人公が耐え難い孤独の中にいるということ。

こういう傾向の作品はつまらなく感じる人もいるだろうが
私は好き。
小説の中にどっぷりと浸かったような満足感、
直前に観たオペラ座の怪人が陳腐に感じるほどだった。

ヒュー・ジャックマンはタフガイのイメージのまま自然体で演技、
淡々とした時間の流れが余計に寂しさをつのらせとてもよかったと思う。


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by konekohaku | 2014-12-30 20:10 | NY  

The Phantom of The Opera


@Majestic Theatre

ノーム・ルイスさんによるBW初の黒人ファントムを観たくて
久々にマジェスティック劇場へ。

生ではないけれどDVDやCDで彼の演ずるジャベール(「レ・ミゼラブル」)、
ポーギー(「ポーギーとベス」)に触れ、
なんて素晴らしいパフォーマーなのだろうと楽しみに観劇したのだが、、、

これまで観たBWファントム(パナロ、ハワードさん、マウワー、カディア)、
それぞれもちろん個性は違うのだけれど、彼らの中に私は共通したものを感じていた。
身体は細く見るからに神経質、プライドが高くて自分勝手で、
その根底には社会や母親からも拒絶されたことによる
深い孤独と孤立感を抱えている。

ノーム怪人は外見的にも声にも包容力と温かみがあり
私がこれまで勝手に作り上げてきたファントム像とは少し異質のもののように感じてしまった。

どこかお茶目。で、なんだか陽気(笑)

最愛の父親を亡くしどうしようもない喪失感の中にいるクリスティーヌが
彼にかけた「You are not alone」という言葉、
孤独を理解している者からのその一言で
一気に崩れ落ちるあのシーンに、
今回どうも説得力を感じなかった。

これはあくまで私の問題。
ノームさんは他の作品で観たいなと思った。

他の出演者はクリスティーヌもラウルもマダムジリーも素晴らしくて
さすがBWクオリティ。
会場は心配なほどガラガラだったけれど、
ホリディシーズンに入って盛り返している様子。ほっ。


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by konekohaku | 2014-12-30 19:56 | NY  

A Gentleman's Guide to Love and Murder


@Walter Kerr Theatre

今年度のトニー賞受賞作品とあって小振りながら非常によく出来た作品だと思った。
脚本がとことん面白くて最後の最後まで大笑い。
ステージの上には丁度マリオネットを上演するときのような
赤い緞帳付きの手作り感満載の舞台が設えられているが
奥には最新のスクリーンがあり、アナログとデジタルがいい塩梅で共存していた。

キャストたちの素晴らしさといったら!
主役のジェファーソン・メイズさんは8役を演じ分けるのだが、その器用さと巧さに思わず笑ってしまう。
さすがに5役くらいから鼻につきはじめたけど(笑)。
地味ながらも安定の上質パフォーマンスを見せてくれた
ブライス・ピンクハムさんにも惚れ惚れ~。


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by konekohaku | 2014-12-30 19:43 | NY  

The Curious Incident Of The Dog In The Night-time


@ Ethel Barrymore


原作がとても良かったので楽しみにしていた作品。噂通り演出が素晴らしい。
舞台に無数に張り巡らされたライトが背景にもなり心理描写にもなり。
その規則正しい配列はアスペルガーの少年の純粋で真っ直ぐな思考や視線に
マッチしているとも、一方心を描く作品には斬新で意外な取り合わせとも取れ、
間違いなく少年とともにこの作品の主役であった。

カーテンコール後クリストファー少年が奈落から飛び出してきて
(本当にぴょんと、ロケットの発射台に押し出されたように)、
図形問題の解説と、
この作品がライトニングスタッフとパナソニックの
ライトのおかげで成立しているということを、
彼の思考そのままの淀みのない語りで駆け抜けるかのように話すと、
会場からはやんややんやの大歓声が起こった。
少年の純粋さに打たれつつも、イエイ!日本製だよと鼻高々に。


老化か時差ボケか、劇場の看板もキャスト表も、
この作品に関する写真を1枚も撮っていなかったことに帰国後気がつく。
のでPlaybill の写真を。

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by konekohaku | 2014-12-30 19:31 | NY  

2014 秋 NY


11月にふらっとNYへ行ってきた。


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タイムズスクエアにこの秋登場した世界最大のオーロラヴィジョン。三菱電機製。



当初5泊で組んでいた日程をヤボ用で急遽3泊に組み直すことに。
5日間ひたすら劇場に通い詰めようという思惑が外れ、
It's only a play、Side show、The elephant manは断念。
Side showは年明けにクローズ決定とか、ちっ。

悩みに悩んで次の5作品を観ることにした。
(毎度のことながら手抜きモードで続きます)
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by konekohaku | 2014-12-30 19:12 | NY