<   2011年 02月 ( 7 )   > この月の画像一覧

 

kyoto 2010 ~大原


三千院にほど近い宝泉院

訪れた時は見頃を1週間ほど過ぎていて
紅葉はいささか残念な状態だった
新緑の頃も素晴らしく美しいとか



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                 左手に見えるのが樹齢700年の五葉の松


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                 上部は伏見城の床板を使用した血天井


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                           moss!


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大原は風情があってほんまにええとこです
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by konekohaku | 2011-02-28 20:52 | 生活  

kyoto 2010 ~蓮華寺



その住職の一言は

これまでニュースで耳にしたり
自分の肌で感じたりするたびに

おかしいなぁ、今年は
とか
いったいこれからどうなるんやろね?
とか

幾分深刻な表情で
尤もらしい事を口にしているつもりでいながらも

自分の思考が
どことのう人ごとで
限りなくお気楽で

本当の部分では
事の重大さを全くわかっていなかったということを
改めて気付かせてくれたのだった


二年前の紅葉は酷いものだった

葉色はどれもパッとせず
例年なら様々な楽器による合奏の如く
視覚的にも調和を感じるはずの樹々のグラデーションは
行き先を見失い歩調を合わせることができずに
ばらばらと立ちすくんでいる隊列のように
その美しき統制力を失っていた
褪色の過程にありながらも
静かに脈打つ樹の息吹を人々に顕示するはずの生命力もまた
全くと言っていいほど感じられなかった


昨年の紅葉は前の年のそれに比べ
ずいぶんきれいであった

紅は燃えるように鮮やかであり
黄は黄金のように輝いていた
樹々は示し合わせたかのように一斉に衣を変え
色彩という声で高らかに自らの美を謳いあげていた

少なくとも私の眼にはそう映った


思えば
齢を重ね経験を重ねるにつれ
世の中や人の心がいかに複雑で深いものであるかを知り
ますます私は物事を見通せなくなってきた

それに反するかのように
純粋な自然の美には
魂が素直に反応するようになった

ようやく私も人並みな大人になってきたのかな

知らず知らずのうちに景色と自分の存在とを溶解させ
あやふやな境界の中でそんな自惚れた陶酔状態に陥るほど
去年の紅葉は美しく
圧倒的であった


「今年はきれいですねー、去年よりずっと。」

迫りくる色彩の競演を前にして
半ば放心状態でそう話しかける私に
僅かに顔を曇らせ淋しそうに寺の住職がこう答えたのだった

「それでも昔、そう30年程前はもっときれいでございましたねぇ。
今年の紅葉も以前ほどではございません。
昔はもっと鮮やかな色をしておりました。
日本の秋がどんどん短くなって、
最近ではもう秋がないような状態になってまいりましたから。」

日本の秋が消えつつある
静かに語る住職の言葉に愕然とした
しかしそれはこれまでにも何度も耳にしたはずの言葉であった

秋がなくなる
それはつまり
この目の前に広がる鮮やかな美しい樹々もついにはその色を失い
この端然とした華やかで奥深い日本独自の秋の景色が
やがては消えてしまうということなのか

絶対に失いたくないもの
日本人として最も誇りに思っているものの
もろく朽ち果てていく未来を宣告されたような錯覚を覚え
私は茫然として
風の中できらめき続ける樹々の姿を見つめていた。。。





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昨年は留学生と金閣寺、龍安寺、常寂光寺、平等院、伏見稲荷などの有名どころを
感性豊かな親友とは曼殊院、詩仙堂、三千院、蓮華寺、宝泉院、瑠璃光院などを廻りました

今回upする写真は
京都洛北にある蓮華寺
目立たぬようひっそりと佇むそのお寺は
中でも私の一番のお気に入りであります

上記の住職との会話はこちらで交わされたものです
長きにわたって
庭を見続け、守り続けた住職のこの時の言葉は
わたしにとって非常に重くショックなものでした

目の前の美しい景色はもはや止めることのできない変化の中にあり
日を追うごとに悪い方向へと向かっていっているのだという事実に
私はようやく気がつきました


記憶の中の昨年の京都は
それはそれは美しいものでした

今改めて見返してみると
残念ながら写真はその美しさの100分の1も捉えておりません
撮影者(私)の力不足、
そして一眼レフとはいえ女子でも簡単に扱えるお手軽なカメラの限界

あるいはあの美しさそのものが
私の幾重にも重なった心のフィルターがもたらした幻だったのかもしれません

蓮華寺へ
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by konekohaku | 2011-02-27 12:21 | 生活  



ここ数年
めっきり京都好きで

それは度々
外国の方と過ごすことで
彼らの視線を通しての
日本の美意識や感性を
驚きをもって共有する機会に恵まれたことにあると思う

西洋文化の中で育った彼らにしてみれば
観たことも触れたこともない
繊細な美がこの国には存在し

そしてそれは
長い間蓋をあけっぱなしにした箱の中身ように
日本人の目には
すっかり見慣れてしまった物であるけれど

彼らの心の振えや揺らぎを傍で感じていると
その箱がどこにでもあるものではなく
唯一無二の玉手箱であったことに
改めて気付かされるのだ

日本の樹木はことのほか美しいという
高さ、枝振り、葉の細やかさ
すべてが特別だと彼らはいう




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                          京都 三千院




もうすぐ春が来そうなこんな時期に
どうかとも思うけれど
先週末行った京都の冬景色を見て
そういや去年の秋の京都は
言葉にできぬほど美しかったなと思いだし
撮るだけ撮って放置していた写真の一部を
次回からちょっとずつUPしていこうという気になりました

ハクの写真が少なすぎるとまたクレームが寄せられそうですが
しばしお付き合いくださいませ
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by konekohaku | 2011-02-23 08:24 | 生活  

kyoto 2011.2


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                    ゴルフ好きの主人へのお土産



NYからの客人が1週間ほど宿泊中
このところすっかり「HOTEL HAKU」の女将状態
ここ数年で何人の方が泊まりにこられたことか


でこれが当ホテルオーナーのはくざえもん
                     
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                    ぼく、経営のこと、わかりません
    



頼りないオーナーには留守番願い、
女将が客人をお連れし京都を案内することに

案内開始!
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by konekohaku | 2011-02-20 15:58 | 生活  

ソーシャル・ネットワーク

ソーシャル・ネットワークを観た
その道の専門家とともに

言わずと知れた現在世界最大のSNSであるFacebookの誕生秘話を
創設者のマーク・ザッカーバーグと彼の交友関係を中心に描いたものである
ドキュメンタリーではなくあくまでフィクションだ

この映画、まるでfacebookの拡大を連想させるかのように
スピード感を持ってたったかたったかと話が進み
あれよあれよとその波にのってラストシーンまで導かれるが
ようよう考えてみると
当人の口からは何も語らせず
終始一貫周囲の目・感情・行動と
記録に残っているだろと思われる客観的事実を通してのみ描かれている
それが返ってザッカーバーグ氏の
天才的で人間的感情が希薄と思われる人物像の輪郭を明確にし
(冒頭のガールフレンドとのちぐはくな会話で観客は
彼はこういう人、と暗示にかけられちゃうんだろう)
説得力を持って
事の顛末を知ったような錯覚を覚えさせる

この映画の凄いところは
彼の内面について何も描いていないのに(というか敢えて描かないことによって)
誰もが彼のことを理解しちゃったような気になってしまうところじゃあるまいか

人間のもつ先入観やカテゴリー化して物を見がちな心理を利用し
十分な逃げ道を確保した(訴訟対策であろう)完成度の高い脚本
ぐいぐいと観るものを引きこむ監督の手腕
氏の掴みどころなさを表現した役者の技量
いやいやお見事である

本当のところは当事者にしか分からないんだし
これだけ巨大なビジネスチャンスに絡んだ話だ
この映画だけでザッカ―バーグ氏の人となりを判断するのは
チト気の毒すぎる気がする


それにしても恐すぎないか?このポスター

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脚本はザッカ―バーグ氏への取材をすることなく作られたそう

本物のザッカ―バーグ氏は
もっと明るくておぼこい印象を私は受ける

「人っていうのは繋がっていたいものなんだ、
だからそれをネット上で構築したらどうかなって思ったんだ」

SNSの急速な拡大を特集した番組でずいぶん前に彼がインタビューで語っていた言葉だ
たまたま録画していたので
映画から戻った後に改めて観てみた
facebookの、人の排他意識を刺激することで広がっていった経緯といい
何から何までironic
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by konekohaku | 2011-02-12 21:33 | movie・theater  

回想 その1




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           留学生のボーイフレンドが送ってきてくれたHARIBOのお菓子




妹夫婦が長年ドイツで暮らしていたので
なんとなくその生活形態や国民性みたいなものは
掴んでいると思っていた

が当たり前のことだが
実際一緒にドイツ留学生と暮らしてみると
彼女の物の考え方や行動に新たな発見がたくさんあって
いちいち驚いたり時に困惑したり


今回は“物”の違いについて


最初に驚いたのが彼女の持ってきたlaptop
キーボードの配列にご注目
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ドイツのpcにはウムラウト記号が存在するので他の文字の配列が微妙に違う
例えばZはTの右横に位置
たまに留学生のpcを使わせてもらうと
キーを探すのに苦労した




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こちらは留学生が持ってきたドイツのトランプ
2~6が存在せず
K、Q、J は König、Dame、Bube の頭文字となる
ドイツには他にも異なった組み合わせのトランプがあるようだが
彼女の住む地方ではこれが主流だとのこと

このような構成でわれわれの考えるトランプ機能が果たせるのかと思いきや
意外や意外(失礼)、なんだって出来ちゃうのである
カードゲームのルールをよくよく考察すると数の多少に影響がないものが多い
留学生にしてみれば1~10まで揃っている日本のトランプの方が
無駄に多くて訝しげなブツに映ったに違いない
で私たちは両方を交互に使い
どちらのカードでも容赦なく相手を打ち負かすことに没頭し
それぞれのトランプを大いに楽しんだのである
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by konekohaku | 2011-02-11 00:45 | 生活  

sunshine



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「あの太陽をドイツへ持って帰りたい」

沈黙を破るように
そう少女はつぶやいた

深く沈んだ気持ちとは反対に
軽やかにスピードを上げ空港へ向かう車の
固く分厚いフロントガラスを通り抜け
まだ生まれたばかりの暖かなやさしい日差しが
私たちを包み込むかのように降り注いでいた

抱えきれないほどの経験と思い出を荷物に詰め込んで
笑顔とやさしさだけの残像を私たちの心に置き忘れ
少女は泣きじゃくりながら
ゲートに消えていった

思い出すのは
あの彩が幻であったかのように
静かに色を沈めた葉が風に運ばれ消え去ったころ

冬に晴れた空を見たのは初めて、と
透き通った眼を輝かせながら天を仰ぎ
無邪気に少女はささやいた

その日から

見慣れたはずの冬の青空が
私にとって特別なものになった



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皆様
ご無沙汰しております~。

先月末の留学生の帰国をもって無事任務を完了いたしました。
至らない点も多かったと思いますが
家族一丸となって一人の少女を支え続け、
彼女からもたくさんの思いやりをもらい続けた日々は
また新たな幸せな記憶として私たちの心に刻み込まれることとなりました。

脇目もふらず突っ走ったこの5ケ月。
根っからの怠慢・ぐうたら・いい加減女が
よそ様のお嬢さんを預かりつつ、あたりまえに家事をキチンとこなすのは
それなりの決意と努力を要しました。
その状態から解放され(キチンと家事ってとこからは解放されちゃいかんと思いますが)、
今はもぬけの殻、精神的寝たきり状態にあります。

足跡は残さないまでも皆様のブログは
ちょくちょく覗かせていただいておりました。
半ば拘束状態にあると被害妄想に陥りつつあったわたしには
才能あふれる皆様のブログが心のオアシスとなりました。
またこの間少なからず励ましやお気遣いのメールをいただき
本当にありがとうございました。
心から感謝申し上げます。


ところでハクさんはとても元気です。
で、相変わらずです^^。


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留学生にもずいぶん遊んでもらって
ハクも幸せだったと思います。

というわけで
そろそろ
ぼちぼち
とぼとぼ
ふらふらと
歩みを進めていこうと思っています。

どうぞよろしくお願いいたします。
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by konekohaku | 2011-02-07 14:44 | 生活