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Rudolf the last kiss



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フランク・ワイルドホーンによる情熱的なメロディ
デヴィッド・ルヴォーの卓越した美意識と洗練された演出

東京・帝国劇場で上演されていた「ルドルフ ザ・ラスト・キス」は
うーんと思わず唸り声をあげたくなるほど、素晴らしい舞台だった

【CAST】

ルドルフ:井上芳雄
マリー・ヴェッツェラ:和音美桜

ステファニー:吉沢梨絵
ターフェ:坂元健児

ラリッシュ:一路真輝
フランツ・ヨーゼフ:村井國夫



東宝が上質な舞台を提供しようと
赤字覚悟で大変なお金をかけ製作した作品なのだそうだ

舞台装置、小道具はほとんどウィーンから運び込み
一流のスタッフを世界中から招いたのだという

出演者のパフォーマンスも素晴らしく
特に主役の井上さんは私が今まで観た中では(たいした回数ではないが)
最高に良かった
役に対する彼の思いが
客席にいる観客に直球で伝わってくるのだ
それは千秋楽の舞台挨拶で井上君が語っていた、
ルヴォーによって気付かされたという
自分自身への抗いだったのかもしれない
(彼があんなに感極まって話すのを始めて見た)

ジョン・ケアードが演出して非常に評価の高かった
「キャンディード」がそうであった(らしい)ように
(ケアードさんも昨日観にこられていた)
上質の作品が必ずしも一般受けするとは限らず
玄人には評判のこのルドルフも興業的に厳しかったよう
「理解してもらえないのかなぁ・・・」
関係者の方の無念そうな声が耳に残る

幻のように美しい照明
空間を刻む壁
ゆったりと、または繊細な残酷さを表現するかのようなカーテン
揺らめく炎

知性と人間の根源的(本能的)エロチシズムが混在する
陶酔たる赤の世界が
もう観られないかと思うと
本当に残念

人は作品を通して表面的な部分の奥に在る「人」に感動し
それが集結する瞬間に立ち会うことを
私は最高の喜びとして求めているのだ、
そんな原点にも改めて気づかされた作品だった
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by konekohaku | 2012-07-30 07:27 | movie・theater  

ねずみ



ハクがまだ我が家に来て間もないころ
大好きだったネズミのオモチャがある

そのネズミが視界に入るやいなや
子猫ハクは狂喜乱舞

んごっ!と鼻を鳴らし
ふぅ!と鼻息を荒くして

噛みついたり
足蹴りしたり

あまりの攻撃の激しさと執拗さに
ネズミはみるみるぼろ布状態になり
オモチャとしての命は
1週間ともたなかった


昨日、娘の部屋の押入れの整理をしていたら
隅っこのほうから
まだ未使用のネズミのオモチャが2つほど
ひょっこりと顔を出した

当時、あまりに消耗が激しいので
大量に買いだめをしていたけれど
日がたつにつれ
ハクの興味が別のオモチャへと移ってしまったので
2匹だけ手つかずのまま忘れられていたのだ


わぁ、あのネズミだ
ハク、久しぶりだから
きっと喜ぶよね


そういう娘の顔は
私たちがハクと初めて出会った
まだちょっとぎこちなく
手さぐりで仲良くなろうと懸命だった
懐かしい日々を愛おしんでいるようだった


ハク~
ネズミさんだよー



ハクの目の前でネズミの姿をちらつかせてみる


・・・・・・・


反応なし



頭の上に乗せてみる


・・・・・・・


反応なし



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子猫ハクは
すっかり大人になったんやね

もう生きたコウモリにしか
興味ありません、ってか?(笑)



追)
ネズミと遊んでいるときの画像を探していたら
携帯の中にぶれぶれの一枚を発見
じっとしてなかったんだもの、この頃のハクは

右端のグレーがネズミのオモチャ
青いブランケットの下には私の脚
ハクの噛みつきやキックから
身を守るための防護策

ほんの4年ほど前のことなのに
すべてが懐かしい
ハクの時計はそれほど早く
動いているのね(ちょっと複雑)

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by konekohaku | 2012-07-26 19:24 |  

真夜中の恐怖

         



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                 何か僕に言いたいことでも?



これはホラーです、どうかご注意を


気が付けば7月も後半
ブログを放置している間に
今月もすでに6回ほど劇場に足を運び
久しぶりに観劇日記などをしたためようと
珍しく昨日深夜に一人pcに向かっておりましたら
愛しきハクオが足取り軽く
しかしなんらかの違和感をもって
私のいるリビングへと入ってきました

ハクの姿が視界に入ったとたん、
瞬間的になんとも言えぬ恐怖心を覚え
「鏡は横にひび割れて」のマリーナのように凍りついてしまった私


だって真っ白なはずのハクの口のあたりが
どういう訳か大きく真っ黒なんですもん((((;゜Д゜)))


んっ???

なんかへんやで?

なんで口元が黒いん?

なんか口に咥えてるの?

ちょっと、やめてよハク

なに?その黒い物体?

ハク、何をもってきたん??

黒い紳士用靴下?

黒い布きれ?

家具のすきまに長く放置した黒い埃の固まり???

機関車用の黒い石炭?(そんなもん家にあるかぁ!)

(ここまで、わずか2秒くらい)




びっくりしながら固まっている私のわずか1mほど先で

今度はハクオちゃん、
その黒い物体を自分の足元に置き
前脚で小突きはじめました



(恐怖と近眼でよく見えず)

ハク?

何を突いてるの、それ?

ちょっとぉ、何を触っているの???

何かわからへんけど、(動悸)

その黒い物体、(息切れ)


動いとるやん~~~~っ!!! (呼吸困難)


「ぎゃあ~~、
その2(娘の名)、その2、そのにぃ~~~!!!」




こういう時でも意外と人間、思考は働くもの
私が叫んだところで駆けつけてきてはくれないだろう主人より
(私のこと、図太いおばちゃんやと思とりますからね)
呼べば必ず助けに来てくれる娘の名を
咄嗟に連呼したのです

ヘタレ中年の私は
ただならぬ空気を察知し
その黒い物体に近づいて直視する勇気もなく
慄きながらある程度の距離を保ち
チラ見を繰り返していました

黒いということで
すぐに頭に浮かんだのが
身の毛もよだつ、あの〇キブリ

いや、私もだてに歳ばかり重ねているわけではありません
普通の〇キブリなら
洗面所に置いてある殺虫剤を撒くか
そばにいるハクオの健康を考え
台所用洗剤をぶっかけるか
それくらいのことはいたします

だけどその黒い〇キブリらしき生き物、

異常に大きい

私の手のひらくらいあるように思いました



それにしても大きいやんかぁ~(はぁ)

日本も熱帯化してきているから(ひぃ)

気候の変化で(ふぅ)

〇キブリまであんなに巨大化してしもたんやろか??(へぇぇぇ?)



昔図鑑で見た、ページいっぱいに描かれたインドネシアあたりに生息する
巨大ナナフシの姿が頭をよぎりました

日本の〇キブリもついに
ここ数年に渡る気候の変化のせいで
あのナナフシのように
その姿を何倍もの大きさに進化させてしまったのでしょうか?




ハクオ~汚いから食べたらあかんよぉ(嘆願)

ハクオちゃんのきれいなピンクの肉球もも汚れるやんかぁ(泣)

こんなに〇キブリが巨大化したら

お母さん、これからどうやって生きていったらええのぉ?(大袈裟)


しかしその〇キブリ、動きがとろない?(一瞬冷静)

ハクにやられて相当弱ってるのかなぁ?(ちょっと同情? ←ない、ない

動きがなんか変やでぇ(ほんまに〇キブリ?)

それにどこから入ってきたんやろ?(窓閉め忘れ?)

ここ数年、見たことなかったのに(侵入させるとはなんたる失態)



そんなとりとめない考えをぐるぐる巡らしながらも
私は愛する娘の名を呼び続けていました



その2、その2、そのにぃ~
はよ、降りてきてぇ~~





母のただならぬ悲鳴を聞きつけて
心やさしく、しかし母親よりもずっと勇敢な娘が
血相かえて2階から降りてきてくれました

(長いようでここまでわずか30秒くらい?
ハクオはこの間もバタバタともがく黒い物体をいじり続ける)




そこ、そこ、そこ~ぉ
ハクオが馬鹿でかい〇キブリ捕まえてきたぁ~



ん?(娘、黒物体をしばし凝視)


お母さん、

これ、

〇キブリと違う



え?(やっぱり?)



これ、



・・・・・・・


・・・・・・・


・・・・・・・


(ぼそっと)



コウモリやで





ひぇええええええええええええ(卒倒)

なんで家の中にコウモリがぁ?




さすがの娘も素手でコウモリを捕まえる勇気はなかったらしく
ヘタレ母を当てにすることもなく
すでに2階の寝室で休んでいた主人を起こしに行きました

娘が呼べばおっちゃんは
機嫌を損ねることもなく
すんなりと降りてくるのです(へぇ)




何大騒ぎしてるの?

コウモリやんか

(笑顔で)ハクオ、コウモリ捕まえたんか

すごいなぁ、ハクオ(褒め褒め)




主人は買い物のビニール袋で
コウモリを捕獲し
庭に逃がしてやりました

ショック状態の母を横目に
手際よくウェットティッシュで
床を拭く娘

ついでに除菌ティッシュで
嫌がるハクオの口元と
前脚も拭き拭き




・・・ありがとう、その2、
さすがわが娘




ねぇ、お母さん、(冷ややかな眼つきで)

言うとくけど

何が怖いって

お母さんの叫び声が一番怖いねん(怒)




・・・・・・・



どうもすいません


真夜中のホラーな話でした

ちゃんちゃん




追記
庭に放したコウモリの姿は今朝にはもうなかったそうです
助かったんやね、よかった
それともよその猫が・・・・?!(以下省略)


大騒ぎして、得意満面だったであろうハクオに
悪いことしました(反省)
コウモリがどこから入ってきたかは未だ不明
もう入って来んといてほしいなー
でもハクが喜ぶなら
たまにはええけどねー(ほんまかいな?)
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by konekohaku | 2012-07-23 18:38 |