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The Book Of Mormon


NY3本目は「The Book Of Mormon」
ブロードウェイで現在最もチケット入手困難と言われている
超人気ミュージカル(ネタバレ含)



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「The Book Of Mormon」とはモルモン教の聖典、モルモン書のこと
このミュージカル、本当によくできていて、
予習の為にCDを聴いた時点でびっくりだった


【脚本の面白さ】
信者じゃない者からみると、かなりユニークに映るモルモン教
新興宗教を狙い撃ってその成り立ち、教えを
相当なおふざけを伴って面白おかしく茶化しているだけの作品かと思いきや
蓋を開けてみるとあらゆる宗教が持つ普遍的性格や
存在意義までを鮮やかにあぶりだしていて実にすっきり


【オマージュ】
視覚的、音楽的、状況的?に
それはまあたくさんの映画やミュージカル作品のパロディが存在する
The King and I, Wicked, The Sound of Music, Lion King
Sunday in the Park with George, Annie, Hari Spray,The Little Mermaid,
Joseph and the amazing technicolor dreamcoat...など
ミュージカル通の人ならもっと見つけられるだろう
Les Misérables か?と思われるところもあった
そもそも主役の二人はたぶんティモンとプンバァだろうな

決してあからさまでなく
元作品を音色や曲調などで絶妙な匙加減をもって想起させてくれるのだけれど
こんな風にいろんな有名作品をベースに織り込んでいると
たとえ、それがパロディであることに気付かなくても
サブリミナル効果的に人は親しみを持てるものだ
あれ?どこかで聞いたことあるなぁ
なんか懐かしいなぁ、いう風に

そしてそれぞれ、オリジナルの曲としての完成度も半端なく高い
例えば1幕の終りに歌われる「MAN UP」
一体何曲のパロディを組み合わせているのか?というほど
色々なメロディが耳に飛び込んでくるのだけれど
それが見事に調和していて、あっぱれとしか言いようがない



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私が観た日は主役の二人がアンダー
Elder Price 役の役者さんはちょっと弱くて
うーん、だったけれど
Elder Cunningham 役の役者さんは表現や歌い方の面で
CDで聴いたオリジナルキャストのJosh Gadを彷彿とさせ、とてもよかった
この作品はElder Cunningham が要だもんね
観客も彼の演技に爆笑していた

多くのオリジナルキャストも残っていた
Nikki M. James, Michael Potts さん、素晴らしい!
Rory O'Malleyさんもめちゃ面白くてgayっぷりに惚~

どうしようもなくVULGARな作品ではあるけれどそれだけでもない
とんでもなく頭のいい人たちがよってたかって作品を作ると
こんな完成度の高いおふざけ作品になるんやなという感じ
恐れ入りました~~~





SAL TRAY KA SITIの元ネタ? これも別の生活を夢見ている曲 



さてさて今年はこれにて失礼いたします
思いつきの更新にもかかわらず
読んでくださってありがとうございました

来年が皆様にとって素晴らしい年となりますように
よいお年を!
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by konekohaku | 2012-12-31 22:30 | NY  

Les Misérables & Miss Saigon


映画レ・ミゼラブル 2回目


前回戸惑いを感じた点が心の準備もあって
今回ずいぶんすんなりと受け入れられた
あっちの場面でもこっちの場面でも泣いちゃったよ

だけど未だに残るのはヒューバルジャンへの違和感
ハートの部分では共感しているのに
私の目と耳だけが疑問符を放出する
きっと先入観の問題だ





ミス・サイゴン @梅田芸術劇場 (ネタバレ含)


キムは本当に可愛そうだと思う
気の毒だと思う
新妻聖子ちゃんも渾身の演技を見せてくれた

だけどやっぱりこの話では泣けない

どんな暗い過去があろうとも
どんな辛い状況であろうとも
たとえ命をかけて子を託すという大義名分があろうとも

母親が幼い子を置いて先に命を絶ったらあかんと思うのだ
というか子どものことを思えば思うほど死ぬという選択肢はなくなるはずだ

ただ実際にこういう人もいたのかもしれないと
歴史的事実としてその時代に思いを馳せると
辛すぎていたたまれない気持ちにはなるけれど


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by konekohaku | 2012-12-31 12:26 | movie・theater  

WAR HORSE



NYで観た2本目は「WAR HORSE」 @リンカーンセンター
(ネタばれ含)


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心震える作品に出会いました

戦争を生き抜いた少年アルバートと愛馬ジョーイとの深い友情の物語
冒頭、父親がセリ落としてきた仔馬との初めての出会いで
少年がかけた言葉

「お母さんのことが恋しいだろうね、でももう一人じゃないからね」

この言葉の中に
物語の全てがあるような気がしました

そして私が保護された仔猫(ハク)と出会ったときのことを思い出しました
私も同じ言葉をハクにかけたのです
それからは涙が止まりませんでした








戦地からアルバートとジョーイが揃って帰ってきた姿を目にした時の
母親の心情にも嗚咽しそうになりました

私にも息子がいます

観劇後、一緒に観た娘に
〇〇(息子の名)とハクが戦地から揃って帰ってきたら
お母さん、(嬉しくて)死ぬほど泣くわ
と言うと


・・・・
猫は戦争行かんやろ


と真顔で返されました


わかっとるわぃっ


もうすぐクローズになるそうです
素晴らしい作品なのになぁ
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by konekohaku | 2012-12-28 19:54 | NY  

once


今回ブロードウェイでは3本の舞台を観た(少ないなぁ)

まず1本目は「Once」
(ネタバレ含)


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劇場に入ってびっくりしたのが
なんだかよくわからないけど観客が大勢舞台の上でひしめき合っていたこと
バックステージツアーの日なのかと思ってポカンとして眺めていると
舞台のセットがそのまま本物のアイリッシュバーになっていて
観客にお酒を振る舞っていることにようよう気付く
おまけに出演者による演奏付き

劇場内は混雑したバーのようにワイワイガヤガヤ
舞台と観客席の一体感がノリのいいアイルランド音楽のセッションで
一気に高まったところで開演となる
これで私たちは今そこで起きている一組のカップルの物語と
同じ時間空間を共有する、目撃者となったわけだ

アイルランド人男性"Guy"とチェコ系の女性"Girl"が路上で出会うところから
話ははじまる

心に傷を持つ二人は、徐々に惹かれあっていくのだけれど
様々な事情によりストレートに感情をさらけだすことができない
彼らが無防備なまでに心を通わせ一体化するのは共に奏でる音楽においてであった

民族の壁、言葉の壁、置かれた状況の壁、あらゆる壁を設えて
それらを貫く音楽の力と雄弁さを際立たせる手法は
特に目新しいものでもないだろうけれど
キャストの上手さと迫力と
耳残りのいいメロディーラインが相まって
彼らの心の絆の深さがデュエットやセッションを通してずっしりと心に届く

実はこの作品の元になった映画はすでに鑑賞済みであった
繊細で静かで何とも言えないニュアンスを残す、いい映画だった

舞台版はというと
若干、観客を笑わそうとする計算が見え隠れし
観劇後は躍動感だったり生命感だったりの印象ばかり残った

それは、Girlがその日アンダーで
ただの不思議ちゃんにしか見えず
Guyが彼女に惹かれていく理由や微妙な行間や背景が
見えにくかったことも影響しているかもしれない

Guy役のSteve Kazeeさんはさすがだった
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by konekohaku | 2012-12-27 20:22 | movie・theater  

Les Misérables


上映中の映画「レ・ミゼラブル」を観てきました

ヒュー・ジャックマンの顔が小さすぎ、声明るすぎ
ラッセル・クロウの身体がポニョポニョしすぎ
その他もろもろ
自分のもつイメージとの違いに
最初はツッコミを入れながら観ておりましたが
終わってみればどのキャスト*にも満足
そしてやっぱり目はウルウル

アン・ハサウェイの演技が沁みました
ラッセル・クロウも私的には〇
語るように歌うこの映画では、歌もあれで問題ないのでは

*テナルディエ夫婦はキャスティングを聞いた時からゲェーやったんですけど
やっぱりゲェーでした(暴言)
二人の場面で挽肉機が出てきてたのには笑えたけど
(ご存じない方は映画「スウィニー・トッド」を見てくらはい)


以前、ジャベールを深く知る男性(?)とレミの話になったとき
バルジャンは結構したたか者
ジャベールは不器用で純粋
ということで意見が一致しました

今回舞台の時と違ってちょっと俯瞰的視点で映画を観ることができて、
改めてジャベールこそが
贖罪を受けられるべき存在のようにも思えました
彼の生い立ちやキリスト教のいう「赦し」の精神を鑑みても

決まり事を遵守することに命をかけていた人が
自分の信じる宗教の教えに背くってよっぽどのこと
ジャベールは迷える子羊、ラストシーンの仲間に入れたってほしい



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           NY地下鉄構内で この二人でレミ広告なんてさすがアメリカ



そうそう、舞台オリジナルキャストのコルムさんの司教は
見るからに慈愛に満ちて優しそうだった
でもやっぱり司教といえば
林アキラでしょ


・・・なんやかんや言って満足いく内容でしたよ!
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by konekohaku | 2012-12-26 23:10 | movie・theater  

Happy Holidays @NY 2


せっかくなのでごく一部ですがNYクリスマスの写真をup

スマホ、コンデジ、デジイチ、
質感もサイズも雑多です

半分以上、娘が撮りました




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by konekohaku | 2012-12-25 23:02 | NY  

Happy Holidays @NY



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こっそりと行ったNY
ホリディシーズンの街はとてもきれいで華やかで
うきうきしちゃった

皆さまも素敵なクリスマスを!
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by konekohaku | 2012-12-25 18:40 | NY